B1

中国語の兼语句

兼语句

This article is part of the 中国語 grammar tree on Settemila Lingue.

概要

兼语句(Pivotal Constructions)は、中国語の中級(B1)レベルで学ぶ文法事項です。これは中国語の中級レベルで必要となる文法事項です。日常会話をより豊かに表現するために欠かせません。

兼语句では、主語 + V1 + 人 + V2 の形を使い、最初の動詞の目的語が、次の動詞の意味上の主語を兼ねます。たとえば 让・叫・请 は「〜させる」「〜に頼む」、 は「〜を手伝う」を表し、我请他吃饭 のように一つの文の中で二つの動作関係を自然につなげられます。

この文法事項をしっかり理解することで、中国語での表現力が大きく広がります。以下では、基本的なルール、例文、よくある間違い、そして効果的な学習方法を紹介します。

仕組み

基本ルール

兼语句では、最初の動詞の後ろに来る人物が、後半の動作を行う人になります。そのため、単に語順を並べるのではなく、「誰が誰に何をさせるのか」「誰が何をするのか」を一まとまりで捉えることが重要です。

形式
彼を食事に招く 我请他吃饭。
母が私に宿題をさせる 妈妈让我做作业。
先生が私に答えさせる 老师叫我回答问题。
どうか私を手伝ってください 请你帮我一下。

文脈での例文

中国語 日本語 備考
我请他吃饭。 私は彼を食事に招く。 请 が依頼・招待を表す
妈妈让我做作业。 母は私に宿題をさせる。 让 が「〜させる」
老师叫我回答问题。 先生は私に答えるように言う。 叫 が指示を表す
请你帮我一下。 どうか少し手伝ってください。 帮 が援助を表す

よくある間違い

  • 誤: 兼语句の基本形を混同して使う

  • 正: 文脈に合った正しい形を選ぶ

  • 理由: 兼语句にはそれぞれ適切な使用場面があり、正しい形を選ぶことが重要です

  • 誤: 人物の位置をずらして、誰が後半の動作をするのか曖昧にする

  • 正: V1 の後ろに来る人物が V2 の動作主になる形を守る

  • 理由: 兼语句では中央の名詞の役割が特に重要です

  • 誤: 連続する二つの動詞を別々の文として理解する

  • 正: 一つの因果・依頼・使役の流れとして読む

  • 理由: 兼语句は二つの動作を一文でまとめる構文だからです

使い方のポイント

兼语句は日常会話だけでなく、ややフォーマルな場面でも使われます。話し言葉と書き言葉での使い分けを意識しましょう。中国語には地域による変異もあるため、学習している変種に合わせた用法を確認することをお勧めします。

練習のヒント

  1. 让・叫・请・帮 を入れ替えながら、同じ人物関係で文を作ってみましょう。
  2. 「誰が誰に何をさせるのか」を矢印で整理してから中国語にすると、構文が安定しやすくなります。
  3. 似た意味の連動文と比べて、兼语句ならではの人物関係を意識して練習しましょう。

関連する文法概念

  • 連動文 — 動詞を連続して使う別の重要構文です

前提概念

中国語の连动句B1

その他のB1の概念

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